【2025年8月最新版】開発進む「高輪ゲートウェイ」各エリアと出店予定テナント情報
- AnzenBlog
- 8月17日
- 読了時間: 7分

東京の都市開発で、いま最も熱い視線を浴びているのが 高輪ゲートウェイ駅周辺 だ。
駅直結で誕生する「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、南北約1.6kmにわたる巨大プロジェクト。2025年3月に一部先行開業し、2026年春のグランドオープンを控える。
未来の東京を象徴する街づくり。その全貌と、気になる出店テナントをここで整理してみよう。

■1街区:住宅棟(TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE)

高級賃貸住宅860戸を擁する住まいのゾーン。
高層部200戸は外国人ビジネスワーカー向け、低層部660戸は一般居住者が暮らす。
低層階には東京インターナショナルスクールを併設し、インターナショナルなコミュニティを育む。
「Wind and Sails(風と帆)」をテーマにした外観デザインは、都市に自然の気配を取り込み、生物多様性に配慮したビオトープも整備され、都市のオアシス的な空間を演出。


■2街区:文化創造棟(MoN Takanawa: The Museum of Narratives)

設計は隈研吾氏。木と緑をふんだんに使った立体庭園のような建築が特徴だ。
多目的スペースや展示、200人規模のライブホールに加え、屋上庭園や足湯まで用意。
「都市の余白」を取り戻す新しい文化拠点として、2026年春に誕生する。


■3街区:複合棟Ⅱ

地上31階・地下5階の大型複合施設。オフィス、商業、クリニック、フィットネスが揃い、ワーカーの日常を支える拠点となる。
泉岳寺駅直結という好立地もあり、ビジネスと生活をシームレスに繋げる場所になる。


■4街区:複合棟Ⅰ(North・South)

そして、この街の「顔」となるのが4街区。高層ツインタワーから成る複合棟Ⅰだ。
オフィス、ホテル、商業、国際会議場が一体化し、東京の新たなランドマークとして世界に開かれる。
これらの4つの街区のなかでも最大級のスケールを誇るのが、4街区 複合棟Ⅰ(North・South)。
本稿では注目度の高いこの「複合棟Ⅰ(North・South)」を深堀る。
高輪ゲートウェイシティの核をなす「複合棟Ⅰ(North・South)」
⚫︎北棟(North):「ビジネス×ライフスタイル」を融合する拠点
North棟は、次世代のオフィスと商業ゾーンを併せ持つ機能的なタワー。
KDDIやマルハニチロなど、日本を代表する大手企業の本社移転が予定されており、ビジネスの中心地としての存在感を高めている。
街に開かれた低層部には、ルミネが手がける「NEWoMan 高輪」が展開。
駅直結の利便性と、洗練されたライフスタイルを提案するショップ群が、ビジネスワーカーと地域住民双方に新たな日常をもたらす。

⚫︎南棟(South):「ホテル×商業」の融合拠点
South棟の上層階には、首都圏初進出となる「JWマリオット・ホテル東京」が入居。
伝統と現代的感性を掛け合わせた客室デザインと、国際水準のホスピタリティで、世界中のゲストを迎え入れる。
宿泊だけでなく、プールやスパ、上質なレストランも併設される予定だ。

⚫︎商業ゾーン:「THE LINKPILLAR(ザ・リンクピラー)」
South棟のに展開される商業フロアは「THE LINKPILLAR」と呼ばれる。
テーマは「食とライフスタイルの拠点」。レストラン、バー、体験型ショップが集まり、都市生活者に新たな体験を提供する。
その中でさらに LUFTBAUM(高層階) と MIMURE(低層階) に分かれる構成だ。
■ LUFTBAUM(ルフトバウム)

South棟28~29階の高層レストランフロア。
緑に包まれた空中庭園のような空間で、多彩なダイニング体験が楽しめる。
現時点で出店予定テナント
• The Public Place:オールデイダイニング
• LOOPS:カフェ・バーラウンジ
• 〆蕎麦 燦々:蕎麦 × ナチュラルワイン
• 高輪それがし:和食・居酒屋
• ウルフギャング・ステーキハウス 高輪店(29階)
上質な料理と非日常的な空間が融合する、まさに“食の新名所”となるだろう。
■ MIMURE(ミムレ)

South棟2~3階に誕生する「食のオープンファクトリー」。
クラフトビール、チョコレート、コーヒーなどの製造過程を体感しながら味わえるゾーンで、2026年春に約20店舗がオープン予定。
具体的なテナントはまだ未発表だが、“つくる”と“味わう”が融合した新感覚の商業空間に期待が高まる。
◎NEWoMan 高輪(ニュウマン高輪)

複合棟ⅠのNorth・South両棟、さらにLUFTBAUMを含めて展開する大型商業施設。
2025年3月に先行開業し、秋以降さらに本格稼働する。
約180店舗が揃う予定で、ラグジュアリーから日常使いまで幅広いラインナップが特徴。
現時点で出店予定テナント
1F
• 八芳園洋菓子店(スイーツ)
• 明治屋(スーパーマーケット)
• VERVE COFFEE ROASTERS(カフェ)
• 茅乃舎(フード)
• 800°DEGREES TAKANAWA(ピッツェリア)
• kuros’(インテリア・雑貨)
• ZEROCORNER(カフェ・フード)※10月オープン予定
• THE MATCHA TOKYO(フード)
• シヅカ洋菓子店 自然菓子研究所(スイーツ)
• 成城石井(スーパーマーケット)
• DOG&CAT JOKER(サービス)
• BoConcept(インテリア・生活雑貨)
2F(North & South に多様なブランド)
• Hermès in Colors(コスメショップ)
• CFCL(レディス・メンズファッション)
• LA MAISON DU CHOCOLAT(スイーツ)
• CHANEL(コスメショップ)
• Wilson(ファッション)
• 薫玉堂(フレグランス)
• Santa Maria Novella(フレグランス)
• JO MALONE LONDON(フレグランス)
• JOHN SMEDLEY(ファッション)
• DRAWER(レディスファッション)
• PRADA BEAUTY(コスメショップ)
• DIPTYQUE(フレグランス)
• VERMICULAR FLAGSHIP SHOP(インテリア・生活雑貨、ベーカリー、レストラン)
• PORTER CLASSIC CINEMA(ファッション)
• 無印良品(生活雑貨)
• AHRES(コスメ)
• AKOMEYA TOKYO(フード)
• Aesop(コスメ)
• IL BISONTE(雑貨)
• uka store / Care & Share(コスメ)
• 365日とCOFFEE(カフェ)
• SeeP EYEVAN(アイウェア)
• DESCENTE POP UP SHOP(ファッション)
• DEVIALET(雑貨)
• 東京ミルクチーズ工場(スイーツ)
• DRIES VAN NOTEN Beauty(コスメ)
• Nicolai Bergmann(フラワー)
• VERMICULAR POT MADE BAKERY(ベーカリー)
• VERMICULAR RESTAURANT THE FOUNDRY(レストラン)
• BYREDO(コスメ)
• MIZUNO SHOP(シューズ)
• 三菱UFJ銀行(サービス)
• Maison Margiela ‘REPLICA’ Fragrances(フレグランス)
• La Vinotheque(酒)
3F
• Whim Gazette(レディスファッション)
• AP STUDIO(レディスファッション)
• THE STORE by C’(レディスファッション)
• HARBS(カフェ)
• @aroma(雑貨)
• ASSEMBLEESTNATION(レディスファッション)
• Theory(ファッション)
• hueLe Museum(レディスファッション)
• martinique(レディスファッション)
• MUCHA(フレグランス)
• ARC’TERYX(ファッション)
• MARGARET HOWELL SHOP & CAFE(ファッション+カフェ)
• A.P.C.(ファッション)
• NOSE SHOP(フレグランス)
• agnès b.(ファッション)
• and wander(ファッション)
• Clarks(シューズ)
• SLOW authentic goods store(バッグ)
• ニューバランス(シューズ)
• Barbour(ファッション)
• MOSCOT(アイウェア)
• LAVENHAM(ファッション)
4F
• Biople(コスメ)
• Rigo SPANISH ITALIAN(レストラン)
• SALON adam et ropé(ファッション)
• Spick & Span(ファッション)
• athletia(コスメ)
• @cosme STORE(コスメ)
• ALBION PHILOSOPHY(コスメ)
• &LOCALS(フード)
• IPSA(コスメ)
• ECOALF(ファッション)
• ete bijoux(アクセサリー)
• emmi(ファッション)
• KIT SHOP(雑貨)
• THE GOODLAND MARKET(ファッション)
• JOURNAL STANDARD FURNITURE(雑貨)
• SOW COFFEE ROASTERS(カフェ)
• 蕎麦 豊田(レストラン)
• davines(コスメ)
• DIYA MODERN INDIAN DINING(レストラン)
• Pasand by ne Quittez pas(ファッション)
• PARIYA DELICATESSEN(デリカテッセン)
• 焼肉 たかなわ(レストラン)
• YANUK(ファッション)
• ReFa(コスメ)
• LE TALON / GRISE(シューズ)
• WACOAL is(ランジェリー)
4F (North 区画)
• ACTUS(雑貨)
• BEAMS CULTUART(雑貨+カフェ)
• CABaN(ファッション)
• UNITED ARROWS(ファッション)
• KINARIYA(アクセサリー)
• 靴下屋UPDATE(雑貨)
• CASETiFY STUDIO(雑貨)
• CONVERSE TOKYO(ファッション)
• Saturdays NYC(ファッション+カフェ)
• SALOMON STORE(シューズ)
• Jouete L/(アクセサリー)
• Traditional Weatherwear(ファッション)
• DRESSTERIOR(ファッション)
• Bicerin(カフェ)
• BRING(ファッション)
• 1er Arrondissement(ファッション)
• HOKA(シューズ)
• ポロ ラルフ ローレン(ファッション)
• MACKINTOSH PHILOSOPHY GREYLABEL(ファッション)
• LOVELESS(ファッション)
今後も目が離せない注目エリア

複合棟Ⅰは、高輪ゲートウェイシティのまさに“顔”。
Northは「働く」、Southは「過ごす・体験する」。
その対照性こそ、この街が多様な人を受け入れる懐の深さと考えられる。
複合棟だけでなく、エリアが一体となり「次世代の都市とはどうあるべきか」を提示するランドマークでもあるのだ。
高輪ゲートウェイシティはまさにいま、呼吸するように成長している。
オープンしたばかりの施設も、これから現れるテナントも、そのすべてが街の表情を豊かに塗り替えていく。
このブログ及び当社アンゼン株式会社は、高輪という地で業をなす者として、進みゆくこのエリアの動きを追いながら、“未来の東京”の断片をお届けしていきたい。
“未来の東京”の姿を共に追いかけよう。
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