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【品川駅西口再開発】“国家級再開発”の全貌。

  • 2 日前
  • 読了時間: 4分



品川駅西口――いわゆる“高輪口側”で進む大規模再開発。


これは単なる駅前再開発ではない。


リニア中央新幹線、羽田アクセス、国際ビジネス拠点化。

そのすべてを前提に、「東京の玄関口」をゼロから再設計するプロジェクトだ。


再開発エリアは、大きくA〜D地区に分かれる。


それぞれ役割が違い、街の性格まで変わっていく。



まずは全体像|A〜D地区 早わかり


地区

主な用途

特徴

完成目安

A地区

オフィス・ホテル・商業・MICE

“品川の顔”になる

超本命エリア

2029年度

B地区

公園・ホテル・住宅・商業

緑とラグジュアリーを融合

2032年度

C地区

オフィス・住宅・産業支援

都市機能を支える

実務エリア

2028年前後

D地区

住宅・商業

“住む品川”を象徴

するタワー計画

2030年前後



A地区|“品川の顔”を作り替える、超本命エリア


旧「シナガワグース」跡地。


西口再開発の中心であり、最もインパクトが大きいのがA地区だ。


主体は 京浜急行電鉄 と トヨタ自動車。


特に注目されているのが、“トヨタが品川を選んだ”という点。


品川は、

  • 羽田空港

  • 東海道新幹線

  • 将来のリニア中央新幹線


これらを抱える、日本でも数少ない

「世界接続型ターミナル」。



つまりA地区は、単なる駅前再開発ではなく、

“国際ビジネス拠点”そのものを作る計画に近い。



A地区 概要

項目

内容

主体

京急電鉄・トヨタ自動車

規模

地上29階級 / 約150m

延床面積

約31万㎡超

主用途

オフィス・商業・ホテル・MICE

特徴

品川駅西口の“顔”になる

完成予定

2029年度


A地区で特徴的なのは、“駅直結性”の強化。


西口デッキや歩行者ネットワーク整備によって、

現在の「ロータリー中心の駅前」から、“人が立体的に回遊する街”へ変わっていく。


さらにMICE機能も大きい。


国際会議・展示会・イベント需要を取り込むことで、「働くだけの街」ではなく、“滞在する都市”へ変化しようとしている。



高輪ゲートウェイ側が「未来都市実験」だとすれば、

A地区は“リアルな国際都市機能”を担うエリアになりそうだ。






B地区|“緑”と“超高層”の共存




B地区は、西口再開発の中でもかなり特殊なポジションにある。


理由は明確で、“超高層開発なのに、緑を前面に出している”から。


計画の中心になるのは「高輪の森公園」。

単なる公開空地ではなく、“都市の余白”を作ろうとしている。





B地区 概要

項目

内容

主体

西武不動産

規模

地上31階級 / 約140m

延床面積

約26万㎡超

主用途

ホテル・住宅・商業・MICE・公園

特徴

「高輪の森公園」を中心に緑化

完成予定

2032年度



B地区は、おそらく西口再開発の中で最も“雰囲気が変わる”エリアになる。


従来の品川には、

  • オフィス街

  • 交通ターミナル

  • ビジネスホテル街

のイメージが強かった。


しかしB地区は違う。



高級ホテル、緑地、滞在空間を前面に出すことで、“目的地化”を狙っている。


特に2030年代は、「どれだけ長く滞在してもらえるか」が都市価値を左右する時代。

その意味でB地区は、“品川=通過地点”というイメージを壊す役割を持っている。




C地区|街の“実務”を支える重要地区




A地区が“表の顔”なら、

C地区は“都市機能”そのもの。


ここでは、

  • オフィス

  • 住宅

  • 商業

  • 産業支援施設

などが整備される予定だ。





C地区 概要

項目

内容

規模

地上30階級 / 約150m

延床面積

約18万㎡超

主用途

オフィス・住宅・商業・産業支援

特徴

ビジネス支援機能が入る

位置づけ

高輪ゲートウェイ・泉岳寺を繋ぐ中核




C地区の面白さは、“派手ではないのに重要”な点。


ここは単なるオフィス街ではなく、新産業・スタートアップ・ビジネス支援機能を取り込む可能性が高い。


つまり、「大企業の本社街」だけで終わらせない構造になっている。


さらに重要なのが、“回遊導線”。


高輪ゲートウェイ、泉岳寺、品川駅西口が面的につながることで、今まで分断されていた街が、一つの都市圏として機能し始める。


C地区は、その“接続部分”としてかなり重要な立ち位置になる。




D地区|“住む品川”が、ここから始まる





D地区は住宅主体。


ただ、このエリアが意味するものはかなり大きい。


なぜなら、品川が本格的に“住む街”へシフトし始めているからだ。







D地区 概要

項目

内容

規模

地上34階級 / 約135m

主用途

住宅・商業

特徴

タワーマンション主体

用地

旧・高輪衆議院議員宿舎跡地

完成予定

2030年前後


これまでの品川は、

  • 通勤する街

  • 出張で使う街

  • 新幹線の街

という印象が強かった。


しかし今後は、

  • 高輪ゲートウェイ

  • 泉岳寺

  • 白金高輪

まで含めた居住エリア化が進む可能性が高い。


特に品川駅周辺は、「港区×山手線×リニア」という極めて強い資産性を持つ。


D地区は、その流れを象徴する住宅供給になるかもしれない。


“品川に住む”という価値観自体が、2030年前後で大きく変わる可能性がある。




品川は、“駅”から“都市”へ変わる



今回の西口再開発で見えてくるのは、単なる超高層ビル建設ではない。


  • A地区=国際ビジネス

  • B地区=緑と滞在

  • C地区=都市機能

  • D地区=住宅


それぞれ役割を分けながら、一つの巨大都市圏を形成しようとしている。


リニア開業を見据える2030年代。


品川は、“乗換駅”から完全に次のフェーズへ入ろうとしている。



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