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南北線延伸で再評価が進む白金高輪駅──分岐点となる街の現在地

  • AnzenBlog
  • 1月26日
  • 読了時間: 3分

2つの大規模再開発が進行する注目エリア

東京メトロ南北線の延伸計画により、白金高輪駅周辺は再び脚光を浴びている。

同駅はもともと都心アクセスと住環境のバランスに優れた住宅地として評価されてきたが、路線延伸と大規模再開発が同時進行することで、街のポテンシャルは新たな局面を迎えていると言えるだろう。


本稿では、南北線延伸計画の概要と、白金高輪駅周辺で進行中の2つの再開発事業を整理し、今後の不動産市況への影響を考察する。




南北線延伸(白金高輪〜品川)計画の概要

東京メトロは、南北線を白金高輪駅で分岐させ、品川駅方面へ約2.5km延伸する計画を進めている。本計画は「南北線延伸(品川・白金高輪間)計画」と呼ばれ、2030年半ばの開業予定とされている。


本延伸の特徴は、白金高輪駅から品川駅まで途中駅を設けないノンストップ運行である点だ。地元説明会等では、白金台駅や高輪台駅を新設しないことが明言されており、白金高輪駅が唯一の分岐点となる。


これにより、六本木・赤坂エリアと品川エリアが直結し、両エリア間の移動利便性は大きく向上するだろう。その結節点である白金高輪駅周辺の価値が高まるのは、自然な流れである。






白金高輪駅の立地と特性

白金高輪駅は、東京メトロ南北線と都営三田線の2路線が利用可能であり、都心各方面へのアクセスに優れる。駅前には白金アエルシティや白金商店街があり、生活利便性も高い。


一方で、駅から少し離れると低層住宅を中心とした落ち着いた街並みが広がり、高級住宅地としての性格も併せ持つ。この「都心性」と「居住性」の両立こそが、白金高輪が長年支持されてきた理由であると言えるだろう。




大規模再開発①

白金一丁目西部中地区市街地再開発


白金アエルシティおよび白金商店街に隣接する約1.6haの敷地では、「白金一丁目西部中地区市街地再開発」が進行中である。

本計画では、地上39階建て高さ約140m総戸数約991戸

の再開発ビルが建設される予定であり、住宅のほか、店舗、子育て支援施設、工場、駐車場等が整備される。


事業費は約790億円とされ、2025年着工、2029年度の工事完了予定である。

本再開発は、白金高輪エリアにおける居住人口の増加と街の高度化を強く後押しする存在となるだろう。



大規模再開発②

三田五丁目西地区市街地再開発


白金高輪駅北東側、三田五丁目および白金一丁目の一部にかかる約1.3haの土地では、「三田五丁目西地区市街地再開発」が計画されている。

本計画では、高さ約160m地上45階建て

の複合施設が建設される予定であり、低層部には事務所・SOHO・店舗・工場等、高層部には住宅・事務所・SOHOが配置される計画である。


また、敷地内には広場2か所(約1200㎡・約100㎡)と約960㎡の児童公園が整備される予定であり、2026年度着工、2030年度竣工を目指している。



今後の注目点と投資視点

白金高輪は、交通利便性の飛躍的向上大規模再開発による街の更新

という二つの強力な要因を同時に抱えている。


一方で、すでに一定程度の期待が価格に織り込まれている点には留意が必要であり、

不動産投資においては「いつがピークとなるのか」を慎重に見極める必要があるだろう。


特に、再開発完成前後、南北線延伸開業前後は、需給が大きく動くタイミングとなる可能性が高い。


白金高輪駅は、南北線延伸計画の分岐点という立地に加え、2つの大規模再開発が進行することで、街として新たな成長フェーズに入っている。


今後も居住地・投資対象の双方において注目度は高まり続けると考えられ、

不動産市況を読み解くうえで、白金高輪は引き続き注視すべきエリアであると言えるだろう。


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