富裕層大注目、近い将来現れる超高級マンション「港区ゴレンジャー」とは?
- AnzenBlog
- 8月11日
- 読了時間: 3分
東京都港区――。その名は、もはや単なる地名を超え、ブランドとして世界に響く存在だ。高級車やハイブランドが並ぶ街並み、高層タワーから望む東京湾の景色、そして選び抜かれた住民たちが暮らすこのエリアは、不動産業界においても“特別な空間”として語られてきた。
近年、その港区の中で富裕層の間で密かに囁かれているワードがある。
「港区ゴレンジャー」。
これは、近い将来販売が予定されている5つの超高級分譲マンション群の総称だ。坪単価は軒並み1,000万円超。中には坪3,000万円を突破する可能性がある物件も噂され、東京の不動産市場における“別格”の存在として注目されている。
では、その5つの舞台をひとつずつ見ていこう。
① 六本木1丁目──ホテルオークラ跡地にそびえる新たな象徴
かつて「ホテルオークラ東京別館」があった一等地に、地上53階・地下5階、高さ232.3m、延べ面積約14万3,900㎡の超高層複合ビルが誕生予定。賃貸・分譲住宅に加え、ホテルや商業施設を内包する“都市そのもの”のような存在感だ。設計・施工は鹿島建設が担当。2025年7月着工、2031年3月竣工予定。


② 西麻布3丁目──六本木ヒルズ西側に誕生する54階タワー
六本木ヒルズの西隣、西麻布3丁目に住宅・オフィス・商業・ホテルを融合させた地上54階、地下4階、高さ約200mのタワーが建設される。延べ面積は約9万6,800㎡。参加組合員は野村不動産とケン・コーポレーション。設計は梓設計と大成建設、施工は大成建設。2025年3月着工、2029年12月竣工予定。


③ 赤坂7丁目──青山通り裏に広がる大規模複合開発
青山通りから少し奥まった赤坂7丁目に、地上46階・地下1階、高さ約157m、総戸数634戸の共同住宅を中心とした複合施設が登場予定。事務所や専修学校、店舗も備え、延べ面積は約8万7,900㎡。日鉄興和不動産と野村不動産が参加し、設計・施工は清水建設が手掛ける。2025年6月着工、2028年度竣工予定。


④ 白金1丁目──白金高輪に現れる973戸の大規模タワー
「白金アエルシティ」北西側に、地上39階・地下1階、高さ約138.5m(最高139.8m)のタワーマンションが計画されている。総戸数は973戸という圧巻のスケール。参画は東急不動産、三井不動産レジデンシャル、大成建設、大成有楽不動産、日本郵政不動産。2025年10月着工、2030年3月竣工予定。


⑤ 三田小山町西地区──麻布十番駅近くの街区一体再開発
麻布十番駅至近に、北街区・南街区合わせて総戸数1,400戸超の再開発が進む。
北街区A棟:地上42階、高さ約164m、総戸数742戸
北街区オフィス棟:地上8階、高さ約37m
南街区B棟:地上31階、高さ約124m、総戸数527戸
南街区C棟:地上16階、高さ約64m、総戸数140戸
三井不動産レジデンシャル、日鉄興和不動産、三菱地所レジデンス、首都圏不燃建築公社が参画。2028年5月に南街区竣工、2029年2月に北街区竣工予定。


■ 港区ゴレンジャーがもたらすインパクト
世界的にも稀な高価格帯マンションが、同時期に複数棟誕生する港区。その動きは不動産市場のみならず、東京の都市構造やライフスタイルのあり方にも影響を与えるだろう。この“5つの旗艦”は、間違いなく東京の新たな象徴となるに違いない。
コメント