都市と水辺が交わる新拠点「BLUE FRONT SHIBAURA」とは?
- AnzenBlog
- 9月21日
- 読了時間: 3分
更新日:10月20日

BLUE FRONT SHIBAURA ― 舟運がつなぐ未来都市
東京・芝浦。
ウォーターフロントの景観と、都心のダイナミズムが交わるこの地に、まったく新しい都市拠点が生まれようとしている。
その名は BLUE FRONT SHIBAURA。
野村不動産とJR東日本が共同で手がける国家戦略特別区域計画の特定事業として始動。
ープロジェクトの全貌ー
敷地面積:約4.7ヘクタール
延床面積:55万㎡超
構成:ツインタワー(南棟43階・北棟45階)、商業施設、イベントスペース、船着場「BLUE FRONT SHIBAURA PIER」など
コンセプト:「青と都市の共生」

■ ツインタワー構想

BLUE FRONT SHIBAURA の中心にそびえるのが、高さ230m級の ツインタワー。
南北に並び立つ二棟は、都市景観に強烈な印象を刻むと同時に、芝浦エリアの未来を象徴する存在だ。
○TOWER S ― 先陣を切った南棟
2025年に開業した南棟は、オフィス・ホテル・商業の複合タワーとして稼働を開始。
オフィス:7〜33階は開放感あるオフィスフロア。広い柱スパンや眺望を生かした次世代型ワークプレイス。
商業施設:1〜3階には約40店舗。
「GREEN DINING HALL」:緑に囲まれたフードホール。
「CANAL DINING HALL」:水辺に面したダイニング。
公共空間:船着場「BLUE FRONT SHIBAURA PIER」や歩行者デッキ「GREEN WALK」が整備され、街と水辺が一体化。
ホテル:上層階には、日本初進出となるラグジュアリーホテル「フェアモント東京」がオープン。

「フェアモント東京」は、西に東京タワー、東に東京湾を望む絶好のロケーションに、ゆったりとした客室、エグゼクティブフロア、レストラン&バー、インフィニティプール、都内最大級の宴会場など充実した施設を完備。

○TOWER N ― 未来を担う北棟
北棟は2027年度に着工、2030年度の竣工を予定。地上45階建てで、南棟よりも多彩な機能を持つ計画だ。
住宅機能が加わり、働くだけでなく暮らす拠点として進化。
都心にいながら水辺の暮らしを実感できる、新しいライフスタイルの提案となる。

■ 舟運 ― 水辺から広がる都市の新動線

BLUE FRONT SHIBAURA を語る上で欠かせないのが、舟運(水上交通)の活性化だ。
船着場「BLUE FRONT SHIBAURA PIER」が整備され、新たな水上ルートの拠点に。
舟運は単なる移動手段ではなく、観光・レジャー・ビジネスの導線としても機能。
歩行者デッキ「GREEN WALK」と舟運を組み合わせることで、陸と水のシームレスな回遊性を実現。


舟運はかつて江戸の街を支えたインフラだったが、それを現代の都市に再解釈し直す挑戦でもある。
BLUE FRONT SHIBAURA が描く未来

BLUE FRONT SHIBAURA は、ただの大規模開発ではない。
都市と自然、陸と水、人と人をつなぐ「クロスロード」として、これからの東京の未来像を体現している。
街はいつも陸から生まれるとは限らない。
水辺から始まる都市の物語が、ここ芝浦で始動する。




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