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東京科学大学田町キャンパス土地活用事業とは?高さ約179m・39階の大型再開発を徹底解説【2033年度グランドオープン予定】

  • 2 日前
  • 読了時間: 4分


東京科学大学田町キャンパス跡地で大型再開発が始動

東京都港区芝浦三丁目、JR田町駅芝浦口の目の前で「(仮称)東京科学大学田町キャンパス土地活用事業」が本格的に動き始めている。


本計画は、約2.3ヘクタールの広大な敷地を活用し、オフィス・ホテル・商業施設・大学施設・産学連携施設などを備えた大規模複合開発を行うプロジェクトである。


品川・高輪ゲートウェイエリアの再開発が進む中、田町エリアも新たなビジネス・イノベーション拠点として大きく生まれ変わろうとしている。




プロジェクト概要

本事業は、東京科学大学(旧東京工業大学)の田町キャンパスを活用した大型開発であり、NTT都市開発を代表企業として、鹿島建設、JR東日本、東急不動産の4社が事業を推進している。


大学との契約は75年間の定期借地権方式となっており、年間約45億円の地代に加え、2030年には現金50億円の支払いと大学施設の代物弁済を実施する計画である。事業総額は3,000億円を超える国内有数の大型プロジェクトとなる見込みだ。




高さ約179m・地上39階のランドマークが誕生

メインとなる計画地Aには、地上39階・地下2階、高さ約179m、延床面積約289,000㎡の超高層複合施設が建設される予定である。

施設内には以下の用途が導入される計画となっている。

・オフィス

・ホテル

・商業施設

・大学施設

・教育研究施設

・産学連携施設

また、道路を挟んだ計画地Bには、地上7階建ての教育研究施設・商業施設が整備される予定である。


国内最大級となる約16,000㎡のインキュベーション施設

本プロジェクト最大の特徴は、約16,000㎡にも及ぶ国内最大級のインキュベーション施設の整備である。


大学発スタートアップの育成を目的とし、研究成果を社会実装するためのオープンイノベーション拠点として活用される計画だ。


施設内にはデモンストレーションスペースやショーケース機能を備えた大規模屋内広場を設置し、企業・研究機関・行政が連携できる環境が整備される。


2024年に東京工業大学と東京医科歯科大学が統合して誕生した東京科学大学の強みを生かし、理工学と医療分野を融合した新たな研究・産業創出の拠点となることが期待されている。





JR田町駅と直結する新たな歩行者ネットワーク

本開発では、建物だけではなく駅周辺の回遊性向上も重視されている。

JR田町駅には新改札と東西自由通路が整備される予定であり、歩行者交通の分散と利便性向上が図られる。

さらに、計画地中央には「エコトーンストリート」と呼ばれる大規模屋内広場を整備し、駅から芝浦運河まで歩行者デッキで接続する構想となっている。

歩車分離による安全性向上だけでなく、舟運との接続も視野に入れた都市空間が形成される予定である。



防災機能も大幅に強化

本プロジェクトでは、防災性能の向上にも力が入れられている。


整備される歩行者ネットワークは、平常時の利便性だけでなく、災害時には避難経路や物資輸送ルートとしても活用される計画だ。


また、


・約2,500㎡の屋外一時退避場所

・約2,800人が滞在可能な一時滞在施設

・防災備蓄倉庫


などを整備し、地域全体の防災力向上に貢献することが期待されている。




最新の計画変更と今後のスケジュール

2025年7月には港区において環境影響調査書案の縦覧が実施された。


この手続きにより、建物高さ約179m・地上39階という計画内容が公表され、事業は詳細設計の最終段階へ進んでいることが明らかとなった。


今後のスケジュールは以下のとおりである。


2026年7月:建設工事着手予定

2031年度:第一期供用開始予定

2033年度:第二期完成・グランドオープン予定


約7年にわたる大規模プロジェクトとなる見込みである。


計画概要

項 目 概要

所在地 東京都港区芝浦三丁目17番1ほか

最寄駅 JR「田町」駅、都営地下鉄「三田」駅

計画地A 地上39階・地下2階・高さ約179m

計画地B 地上7階・高さ約34m

用 途 オフィス・ホテル・商業施設・大学施設・産学連携施設・保育所など

事業者 NTT都市開発(代表)、鹿島建設、JR東日本、東急不動産

着工予定  2026年7月

第一期供用 2031年度予定

グランドオープン 2033年度予定


まとめ

東京科学大学田町キャンパス土地活用事業は、単なる再開発ではなく、教育・研究・産業・商業が融合する次世代型の都市開発である。


約179mの超高層複合施設に加え、国内最大級のインキュベーション施設や駅直結の歩行者ネットワーク、防災拠点機能など、多面的な価値を備えたプロジェクトとなるだろう。


高輪ゲートウェイや品川エリアの発展と相乗効果を生み出し、田町駅前の街並みを大きく変える再開発として、今後も注目していきたい。


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